町の鼓動
1987年制作/8mmビデオテープ/約137分

前作の『1日の始まりの音』に続く『町の鼓動』シリーズの第2作目。
初めてのビデオ作品であった。が、序章と終章はスライドショーの形式で、更に本編の間に出てくる過去のシーンは紙芝居、という良く言えば実験的、悪く言えばかなりゴリ押しの作品。

[あらすじ]主人公・北森英次は高校卒業後、数年経ってからやることになった同級会の待ち合わせ場所で、かつての親友、中山雄一を待っていた。この同級会の幹事を引き受けていた英次にとって雄一が来るかどうかはすごく気掛かりなことだった。
…数週間前、英次は雄一の家を訪ねた。高校時代は親友だったものの、卒業してからあまり交友のなくなった雄一を同級会に誘うのが目的だったのだが、そこで英次は雄一の妹・久美恵の存在を知る。物語は、この久美恵が異常に鋭い聴覚の持ち主であって、幼い頃に聞いたことのある何者かの足音を英次がいる間に聞いた事から急展開する。15年前、この町はずれで起こった殺人事件の犯人の足音を久美恵は覚えていた。英次と雄一はその事件で殺された男・秀二の親友だったというスナックのマスターと一緒に、秀二がマスターに宛てた最後の手紙を探しに出かける・・・。
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