曳山は文化12年(1815)藤岡重兵衛安則の作。舞台屋根上の「孔雀」が象徴的。
曳山本体は天明5年(1785)岡田惣左衛門重貞作。亭は嘉永3年(1850)藤岡重兵衛光隆作で、上層が六角、下層が方形の造り。前柱の飾り金具は狩野孝信筆による「鯉の滝登り」。
曳山本体は宝暦5年(1755)藤岡和泉長好作。亭は文化2年(1805)藤岡重兵衛安道作。上部に飛竜の木刻を飾る。胴幕は「飛燕」。
曳山本体は安永3年(1774)藤岡和泉一富作。亭は文政元年(1818)田中加平治博君作。上部に木彫の諫皷鶏を飾る。
曳山本体は延亭2年(1745)の修理記録から、それ以前の建造とされる。亭は文化13年(1816)藤岡重兵衛安則作の八っ棟造り。前柱と高欄が透彫り飾金具に覆われている。
曳山本体・亭とも文政12年(1829)藤岡和泉作。亭は四注造り、木彫の鳳凰をあしらう。見送幕は16世紀ベルギー製。舞台格天井に繊細な天井絵が施される。
元禄12年(1699)に、藤岡甚兵衛作。三輪で上部に太刀渡りの太刀と幟をを飾る。