日本の曳山祭

関東 ところざわまつり
10月3連休の日曜/埼玉県所沢市/神明社

幕末から明治にかけて多摩、武蔵野一帯に重松流(じゅうまりゅう)囃子を広めた古谷重松(ふるやじゅうまつ)の出身地、所沢で山車が曳かれるようになったのは明治初期といわれる。9月15日の所澤神明社・秋の祭礼に周辺の八町より山車が出た。その後大祭は数年に一度、御大典などお祝い事のある年のみ、昭和30年の市制施行五周年祝典以降はほぼ5年毎に行われた。現在では所沢商工会議所などが主催し、市民まつりとして10台前後の山車曳き廻しの他に神輿数基の練り歩き、パレード、民謡流し、サンバカーニバルなど様々な催しが行われる。
山車は八王子型で、かつては盛留(守留)と呼ばれる台の付いた柱を立て、人形を飾り曳き廻す町内もあった。現在では御幸町のみが、主に5年毎の大祭に盛留を上げ人形を飾る(飾り置きのみ)。当日午後の統一行動では、メイン通りにて山車の曳っかわせを行う。(2003年10月12日)




山車

元町本町
元町東町
寿町
明治6年頃建造、所沢市文化財。人形は三代目原舟月作・加藤清正。旧祭礼町(上町・一番)
昭和3年頃建造、回り舞台、所沢市文化財。彫刻は佐藤光重。人形は日本武尊。旧祭礼町(上仲町・二番)
昭和23年建造。旧祭礼町(下仲町・三番)

有楽町
御幸町
宮本町
明治初期建造、立川砂川村より購入、所沢市文化財。旧祭礼町(浦町・四番)
明治6年建造、所沢市文化財。2000年、2005年に盛留を上げた。旧祭礼町(下町・五番)
昭和初期建造。旧祭礼町(河原宿・六番)

金山町
日吉町・東町
旭町
昭和55年建造。一部に旧山車の彫刻が使われている。旧祭礼町(金山町・七番)
昭和30年建造。旧祭礼町(日吉町・八番)
昭和3年建造。

星の宮
西所沢
新井町
昭和57年建造、回り舞台。
平成12年建造。
明治16年頃建造。山車は5年毎の参加。

加藤清正
元町本町
日本武尊
元町東町
関羽と周倉
御幸町
三代目原舟月作。現存の首、盛留の一部が祭礼日に飾り置かれる。
祭礼日に高欄とともに会所に飾り置かれる。
明治6年三代目原舟月作。周倉の人形は珍しい。



関連サイト

重松流祭囃子 蘇れ!伝承音楽


動画




地図


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