日本の曳山祭

関東 八幡神社例大祭(鉄砲祭り)
12月第二日曜とその前日/埼玉県秩父郡小鹿野町飯田/八幡神社

東京より秩父市を抜け、さらに国道299号線上を西へ進むと小鹿野町があり、飯田は地図で見ると、瓢箪型の町のちょうどくびれたあたりである。奇祭『鉄砲祭り』で知られるここ八幡神社例大祭において秩父路の祭りのフィナーレを飾る。
屋台と笠鉾が1基づつあり、初日午後より曳き廻し、屋台では両脇に芸座を組み、三番叟の奉納と歌舞伎の上演が行われる。小鹿野歌舞伎は埼玉県の無形民俗文化財に指定されており、二百数十年の歴史がある。
二日目は午後より三番叟・歌舞伎の上演、大名行列、夕方『お立ち神事』が行われる。参道の両側に火縄銃や猟銃を携えたハンター達が並び、緊張感が高まる。銃声の中を高張提灯、御鳥毛、御徒士、2頭の御神馬が走り抜ける…はずだが、行列はなかなか来ない。時間の経過がとても長く感じる。しばらくして観衆のざわめきが…。遠くから高張提灯がちらちら見え、行列はゆっくりゆっくり近づき、銃声が鳴ると突然せき立てられるように走り出した。狭い参道は銃火と硝煙に包まれる。高張提灯の行列はその勢いで石段を登り社殿を3度回る。回り終えると次の行列が参道を走る。そして御幣を付けた御神馬が1頭づつ行く。馬が急な石段を駆け上がるのを躊躇させないように銃声で勢いをつけるのが目的らしいが、少々かわいそうな気がする。そんな思いをよそに、2頭の馬はしっかり役目を果たし、観衆からの拍手喝采のうちに『お立ち神事』が終わった。170年ほどの歴史があるそうだ。
辺りが薄暗くなる頃、笠鉾・屋台の先導で神輿渡御が始まる。行列は参道を出て国道に入り、途中神輿は国道の脇を流れる河原へ下り、そこで川瀬神事を行う。19時、再び参道に戻った屋台は歌舞伎の上演、21時より煙火奉納で祭りの幕は下りる。
日没後の秩父路は非常に寒い。また、この祭りは待ち時間が長いので、防寒具の準備は十分すぎるほどしたほうが賢明と思われる。

お立ち神事
火縄銃・猟銃の砲火の中、大きな御神馬が参道を走り、一気に石段を駆け登っていく。一番の見所。




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