日本の曳山祭

関東 皇大神宮例大祭
8月17日/神奈川県藤沢市鵠沼/皇大神宮

三層式一本柱の山車9台が出る。唐破風屋根より上は一本柱に二層目、三層目がついたような構造。最上部に人形が飾られ、下層はまわり舞台で、時々激しく回転させる。独特の造りで、鵠沼型とも呼ばれる。
祭礼日の朝、神社から数百メートル離れた道端で屋根から上の部分が組み立てられ、一斉に人形が上げられる。昼過ぎ、宮之前町(那須与一)、上村町(源頼朝)、清水町(神武天皇)、宿庭町(源義経)、苅田町(徳川家康)、大東町(楠木正成)、仲東町(浦島太郎)、原町(日本武尊)、堀川町(仁徳天皇)の順で巡行を開始。背の高い山車は動くと上部がゆらゆらと揺れるため、歴史上の人物達が列を成して歩いているようで面白い。山車が神社境内に整列すると神事が始まり、その間激しい囃子の競演が行われる。夕方、山車はその場で解体され、境内の山車蔵へ収納される。
これらの山車は明治中期に地元で制作され、いずれも市の有形民俗文化財に指定されている。(2007年8月17日)

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1.境内に揃った9台の山車
2.神社前にて入場を待つ山車
3.本殿前では神事が粛々と執り行われる
4.激しい囃子の叩き合い
5.境内にて、3台ずつ向き合い囃子の競演を行う
6.夕方、囃子の競演が終わるとその場で芯柱が下ろされる


山車・山車人形

宮之前町
上村町
清水町
明治20年頃制作/人形:那須与一
明治17年制作/人形:源頼朝
明治23年頃制作/人形:神武天皇

宿庭町
苅田町
大東町
明治25年頃制作/人形:源義経
明治20年頃制作/人形:徳川家康
制作年不詳/人形:楠木正成

仲東町
原町
堀川町
明治30年制作/人形:浦島太郎
明治24年頃制作/人形:日本武尊
制作年不詳/人形:仁徳天皇



動画




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