日本の曳山祭

関東 今宮神社祭礼(鹿沼ぶっつけ秋まつり)
10月第二土曜・日曜/栃木県鹿沼市/今宮神社

下野地方には彫刻屋台というものが数多く現存するが、鹿沼はその発祥の地として知られる。「日光東照宮の造営に当たった彫り師が、その帰路に造っていったもの」という定かでない伝承があるが、少なくとも今日の彫刻屋台へと磨き上げられていった一端になっていることは確かであろう。この彫刻屋台は、もとは踊り屋台で、各町内が踊りや狂言を競い合い奉納したものだが、江戸時代後期の文政の改革、天保の改革にて華美な風俗が禁止され、各町内は屋台を彫刻で埋め尽くすことを競うようになった。そして元来付け祭りであった屋台の曳き廻しが今宮神社祭礼の主役となった。現在、約30台の彫刻屋台が祭礼に参加している。
初日の午後、各町内の屋台は神社境内へ繰り込み、日没と共に一斉に提灯に灯をともし、大鳥居をくぐり再び市中へ繰り出す。二日目は巡回パレード。交差点などで数台の屋台が出会うと激しい囃子の競演「ぶっつけ」が行われ盛り上がる。
重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産。




各町屋台




動画





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