日本の曳山祭

関東 鉢形八幡神社例大祭
10月中旬の日曜/埼玉県大里郡寄居町鉢形/八幡神社

鉢形地区には寄居と同型の山車があり、八幡神社の祭礼に曳き出される。内宿の男山車、関山の女山車である。宮神輿に供奉する2台の山車は、夕方より地区内を仲良く連なって巡行、八幡神社下で神輿を見送る。神輿が神社の坂を登り切ると白丁に担がれ、猿田彦の先導で本殿へ還る。今では神輿はトラックに乗せられ渡御するが、かつては選ばれた若衆4人のみで担がれたそうだ。還御を確認した2台の山車は、最後の辻で曳き別れる。名残惜しそうに帰る女山車、見えなくなるまで見送る男山車。見物人がほとんどいない小さな祭礼の、情緒あふれる光景があった。
山車は、昔は三層だったが、電線の影響で運行が困難になり、最上層をはずした今のかたちになった。また車輪は二輪から三輪に変わり、現在の後輪は大砲についていたものを使用しているという。以前の祭礼日は寄居の宗像神社祭礼と同日だったが、数年前より10月に変更された。山車を出さない年もあるらしい。
(2008年10月19日)





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