5月2〜4日／岐阜県不破郡垂井町／八重垣神社

（やま）は入り組んだ三層の楼閣の前に舞台をつけ、屋上に鏡をのせた西町の攀鱗（はんりん）閣、中町の紫雲閣、火焔に曲玉をのせた東町の鳳凰山の3台である。舞台の三方を引き出して花道にして、子供歌舞伎が行われる。「動く歌舞伎座」といった感じ。祭りの次第は、一日足揃え、二日より祭りとなり各町内で演じ、三日が古式練込みで神前に奉納する。四日は後宴となる。は江戸時代初期より改造が繰り返され、文政年間に至りほぼこの型に落ち着いたようである。

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