日本の曳山祭

中部 竹鼻まつり
5月3日/岐阜県羽島市竹鼻/八劔神社

例年、13台ある山車の半数が交互に曳行される。そのうち、明治24年の濃尾大震災の焼失をのがれた8台は、宝暦から天保年間に制作されたもの。彫刻、彫金、漆塗り、青貝入りなど優れた装飾が施されている。また、羽島は繊維どころとしても有名で、大幕、水引、見送などの幕類も豪華なものである。造りは大垣の車山の影響を受けているようで似ているが、道幅の影響などで独自の構造を持つ。
山車は午前11時頃から次々に神社へ集まり、順に社殿の前に付け、山車の上でからくり人形や手踊り、ほてい踊りが奉納される。その後、町中に曳き出され数カ所ある車会所前を通るたびに止め、奉芸が披露される。昼頃、市道松山・大浦線に集結し曳き揃えられ、順に手踊りやからくりが上演される。
車会所は町内の有力者、または本通り沿いの家が持ち回りであたる。町中に数カ所あり、ここを山車が通ると必ず10分程のからくりや手踊りを演じる。
(雨天中止の場合は4日に順延)

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1.神社参道にて、宮入を待つ山車
2.漆塗り、螺鈿、彫金などの装飾が施されている
3.車会所前にてからくり人形戯を披露する上町の山車
4.通りに曳き揃えられた山車
5.上城町からくり『唐子鉦叩き太鼓打ち』。手前の唐子が瞬時に猿の面を付け、鉦を叩くと同時に後ろの唐子が小気味よく逆立ちをして太鼓を打つ。
6.福江町からくり『唐子文字書』。唐子が筆で「祭」「神」「新」など、場所にちなんだ一文字を書く珍しいからくり。



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