日本の曳山祭

中部 高遠灯籠まつり
9月23日/長野県伊那市高遠町/鉾持神社

かつての高遠藩の城下町、高遠に古くから鎮座する鉾持神社では4月の例祭と並び、9月に各町の御社を合併したことによせた臨時大祭が町衆により行われる。この合併祭には竹竿につるした多数のほおずき提灯が町中に飾られる。また歴史ある古い屋台2台(本町、仲町)が城下町を廻り、高遠ばやしの笛、三味線、鼓などの調べとともに練り歩く。
昼間は各町子ども神輿の練り歩きや高遠ばやしの流しが見られる。15時過ぎ、屋台の巡行開始。町の中心部を一回りして神社前で高遠ばやしと合流、17時過ぎには常設展示の歴史博物館に向けて帰っていった。屋台に囃子はなく、神社までの道程はCDラジカセで囃子の音源を流していた。昔は各屋台に囃子方が乗り込んで演奏していたそうだ。本町、仲町のほかに下町にも古い屋台があったようだが解体されたとのこと。とても情緒あるいい祭りなので、今後更に縮小されてしまうのは残念だ。(2018年9月23日)




屋台

仲町
本町
嘉永5年(1852)建造、彫刻は立川儀兵衛(立川流)といわれる。 仲町の屋台と同年代頃に建造されたといわれる。



動画




地図



*地図上のポイントはおおよその位置です。
*開催日・内容は変更される場合があります。各市町村や主催者などにお問い合わせください。
*誤りや不適切な表現などございましたら、メールにてご指摘いただけると幸いです。







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