日本の曳山祭

中部 高岡御車山祭
5月1日/富山県高岡市/関野神社

北陸随一の曳山祭。御車山と呼ばれる曳山が7台あり、いずれも御所車型で江戸工芸の粋を伝える。御車山は二層構造で、下層に囃子方が乗り込み、上層の後部にご神体を飾る。中心には花傘をあしらった心柱を立て、先端に鉾留(ほこどめ)が付く。これは神がご神体に宿るときの目印になるといわれる。直径2メートル近い車輪には彫金がふんだんに施され、これも見事だ。御車山は各山町で解体保存され、前日または当日早朝に数時間かけて組み立てられる。
当日朝、路面電車の架線が外され、11時頃御車山が坂下町に集結、坂下町の獅子を先頭に巡行が始まる。正午、片原町交差点に御車山が横一列に並び、式典を行う。途中関野神社に参り、その後山町内を巡り夕方曳き分かれる。
近年では、前日の4月30日に数台が街中でライトアップ展示される。重要有形無形民俗文化財指定。(2011年5月1日)




曳山

通町
(とおりまち)
御馬出町
(おんまだしまち)
守山町
(もりやままち)
鉾留は鳥兜、本座は布袋和尚。唐子のでんぐり返しのからくり人形がつく。
鉾留は胡簗と弓矢、本座は佐野源左衛門。 鉾留は五鈷鈴、本座は恵比寿。

木舟町
(きふねまち)
小馬出町
(こんまだしまち)
一番街通
(いちばんまちどおり)

[一番町・三番町・源平町]
鉾留は胡蝶、本座は大黒天。太鼓を叩く唐子のからくり人形がつく。
鉾留は太鼓に鶏、本座は猩々。太鼓を叩く猿のからくり人形がつく。 鉾留は釣鐘、本座は尉と姥。

二番町
(にばんまち)
鉾留は桐、本座は千枚分銅。他の山が四輪に対し、この山だけ二輪。


動画





地図


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