日本の曳山祭

中部 お松引き
1月7日/山梨県北都留郡丹波山村

お松引きは、丹波山村に古くから伝わる松送りの行事。Y型の丸太をソリ状にした修羅(しゅろ)と呼ばれる台に、正月飾りの松や竹を乗せたものを引く。
午前中は高尾、押垣外(おしがいと)、保之瀬(ほのせ)、奥秋(おくあき)の4地区で小型のソリが、午後から丹波地区の大型のソリが引かれる。
丹波地区のソリは内部に囃子座が設けられ、正面にその年の干支の飾り物をつける。午後、村人たちが集まり、木遣りの合図で素朴な笛太鼓の囃子とともにソリが威勢よく引かれる。青梅街道沿いの熊野神社前を出発し、途中みかんや酒が大量に振る舞われる中、道祖神場まで500mほどの距離を夕刻までかかって進む。村はずれの道祖神場に着くと解体され、1週間後に燃される。
丹波山村は毎年過疎化が進み、平成19年1月現在人口が811人、2世帯6人しかいない地区もあり、村人からは「この行事もいつまで続けられるかわからない」との声ももれていた。(2007年1月7日)

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1.丹波のお松引き(ソリ)
2.木遣り唄で勢いをつけてソリを引く
3.修羅は丸太の二股部分を木ゾリにしたもの
4.高尾地区の小型のソリ
5.高尾、保之瀬地区の松を山状にし、注連縄をまわす
6.この年の干支(亥)の飾り物
7.道祖神場での解体作業
8.松をきれいな山状に造り、1週間後に燃される





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