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| 5月3〜5日／石川県七尾市／大地主神社 |
| でか山と呼ばれる日本一巨大な3台の曳山が木遣り音頭にのり市内を練る様が圧巻。曳山は丸太を輪切りにしたような車輪に、むしろで覆った本体がつく、素朴な造り。扇状に開いた舞台には、古い芝居の名場面を飾る。高さ約11メートル、重さ約20トンのでか山はなかなか動かないが、ひとたび動きだすとかなりの速度が出る。狭い町角での方向転換は、長さ8メートルの大梃子に若者が鈴なりになって曳山の前輪を浮かせ、地車を入れて辻を曲がる。あまりにも巨大なため、少しでも位置が狂うと民家の軒下を壊してしまう。国指定重要無形民俗文化財。 |
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