立川流彫刻や彫金を贅沢に施した知多型山車4台(浅井山宮本車、殿海道山源氏車、南山八幡車、西山神楽車)が曳き廻される。若者が一番楫(山車後方左楫棒先端)を奪い合うことからけんか祭りの異名もある。 八幡社前での坂上げ、坂下しが見所。神社に整列した山車は、囃子奉納ののち、宮本車では前棚で三人遣いの三番叟、上山でからくりを、八幡車は上山でからくりを奉納する。
安政6年(1859)建造、昭和25年改造。彫刻は立川和四郎富重ほか。前棚人形は三番叟。上山人形は山田利圀作「唐子遊び(乱杭渡り・変身)」。
明治45年建造、昭和25年改造。彫刻は初代彫常ほか。