日本の曳山祭

中部 福野夜高祭
5月1・2日/富山県南砺市福野/福野神明社

祭りの起源は、17世紀の半ば(慶安5年)に福野町が大火で焼けたとき、人々が手に行灯を持ち、伊勢大神宮の御分霊を迎えたのが始まりとされる。当日は日没とともに大小20数本の行灯(夜高)が各地区から繰り出される。大行灯は高さ約7メートルにもおよぶ。竹の枠に和紙を貼り、宝船や鯛、大黒などをかたどった行灯を、太鼓・笛の夜高囃子や夜高節の唄声と拍子木に合わせて若衆が担ぎ廻る。この祭りのクライマックスは2日目の深夜に行われる「引き合い」。大行灯どうしがすれ違い様にぶつけ合い、もみくちゃにする。予定では12時頃ということになっているが、大抵かなりずれ込むので要注意。
派手さが目立つ夜高祭は有名だが、これは神明社祭礼の宵祭りにあたるもの。翌5月3日の本祭に4輌の曳山が曳き廻される。


(写真提供:加越能祭り研究会・レインボーマン様)





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